青本(俗称)について・・・・

前に、いま巷で行われてるセッションの事を書きましたが、
ジャムセッションでよく持ち込まれてる本(曲集)に、俗称 「青本」と言うのがあります。
その本の正式な名称は覚えていませんが、分かる人には分かると思います。
今では、納浩一くんの編集した 「黒本(これも俗称)」が定番になりつつある様ですね。

その 「青本」についてですが、ハッキリ言って良くありません。
何故良く無いかと言えば、メロディーが間違ってる曲が多く、従ってコードも間違っているからです。
それらの間違いが編集や、製本の過程でのミスなら仕方ありません。
また、譜面や人によってコードが違う事があります。その選択肢での違いなら問題ありません。

コードの違いは、何て事はありません。
どれが正しいと言う事では無く、経過コード等を大きくして元に戻してやれば、
どのコード付けも大体同じになります。(この事はまた書きます)

それでこの青本は製本になって、活字になってるので正しい様に感じますが、
問題は、曲が改ざんされている事なのです。
教則本を書いたり、曲を編集したりするのは想像以上に大変な作業です。
多くの本は、それらの労力を費やされて書かれてると思いますが。この青本は適当に編集された様に感じます。
ちゃんと調べれば、正しいメロディーやコードは分かるハズです。
それをせずに、本当にその場限りで適当にメロディー等を作り替えたのでしょう。

ジャムセッション等で、この青本を持ってる者同士が演奏すると合ってるのですが、
正しく覚えている人が入ると、とんでも無い事になります。
例えば 「IF I WERE A BELL」と言う曲は、F のキーだとすると途中 Aメジャーに転調するのですが
この青本では転調しませんし、メロディーもマイナーのままです。
唯一、そう演奏されてるのも在りますが、それは 「アレンジ」なのです。
それを載せてはいけませんね。もはや 「同名異曲」です。

冗談で 「青本を持ってる人は捨てて燃やしましょう」なんて言った事がありますが、
せっかく高いお金を出して買った本です。
どうか皆で情報交換をして、間違いを訂正し合って書き込んで下さい。

納浩一くんの編集した俗称 「黒本」は、
その 「青本」の功罪の、罪を改善する所から作られたと思うし、
また彼の人柄からも感じられる様に、丁寧な本になってると思います。
本当は、ちゃんとした曲集は便利なもので、それが在ると助かります。
その先は、どうか自分で研究したりして、出来るだけ譜面を見ないで演奏して下さい。


余談ですが、昔(40年位前)はそんな曲集はありませんでした。
でも誰もが 「そんな本があれば良いな」と思っていたに違いありません。
今では合法のリアルブックや曲集等も沢山ありますね。
当時は先輩の手書きのメモリーノート(譜面)を借りて、必死で書き写したものでした。
間違った譜面も多かったかも知れないけど、そうする事で曲を身に付ける事が出来ました。
全く曲集本が無かった訳では無く、何種類かはありましたよ。
海賊版のその本は当時で一冊3~4千円する高価なものでしたが、それでも頑張って買いました。
いま思えば、コード等、あまり使い物になる様な本ではありませんでしたね。
そんな海賊版の本を何処で買うかと言えば・・・・

当時は専属の様な個人の楽器卸し商の人が居て、バンドの給料日になるとキャバレーやナイトクラブの楽屋に
順番に廻って来ました。
その時にサックスのリードやギターの弦等、また楽器そのものを買ったり、その支払いをするのです。
そこで、その海賊版のその本は売られていたのです

左から、ジャズ8、1001(千一)、306
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今では沢山の情報があります。
が故に、音楽が薄っぺらい物にならない様に心掛けたいと思います。
情報が沢山あると言う事は、より深く調べられると言う事でもありますからね。

  
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by saltgt | 2011-11-01 05:30 | Column